あの地震の前後はやっぱり忘れられません。
父親の仕事の都合で仙台に少しの間住んでいたって事もあるのかも知れませんが、テレビで津波や地震の様子を見た時の衝撃は今でも忘れられないし、地震がくる一ヶ月半ほど前から今考えると前兆だったのかもと思うような事が続いたり、直後の空模様だったりと色々今でも鮮明に覚えてます。
数週間前は真夜中にカラスがベランダの柵に登って何時間も鳴き続けたと思ったら前日や当日の日付が変わったあたりから夜明けまでカラスが夜通し鳴きながら旋回していて何とも言えない不気味な雰囲気を外から感じたり、昼間は毎日のように逆さ虹が出ていたり。
当日は空がいつもより明るくて光っているというか、空に透明なガラスを貼り付けたような、パキッとした空で。
言葉では表現出来ない空だったのを覚えてます。
後にも先にもあんなに澄んでてガラスのような空は見たことが無いので、今思えばあの現象も何か関係があったのかなと。
でもあんなに快晴で澄んでたのに地震直後から急に海側の空に真っ黒なドス黒い雲が等間隔にモクモク湧いてきて雨が降り出してきたときは流石に怖かったです。
まずあんなペンキで塗り潰したかのような真っ黒な雲を見たことが無かったし、空が暗くなる訳ではなくて、灰色の空にまさしく☁️こんな形の雲が湧いてきたので。
それだけあの東日本大震災は未曾有の出来事だったんだなと改めて感じます。
何十年経っても傷は癒えませんが被災した方が少しでも安心して心穏やかに暮らせるよう祈ってます。